ささやかですが、手作りの料理を並べてお祝いをいたしました。
手前時計まわりに
・海苔巻き(みつば・卵・かんぴょう)
・海老の白味噌ザーサイ炒め
・じゃが芋の高野そぼろあんかけ
・大根とエリンギの五香粉炒め
・大根とエリンギの五香粉炒め
・菜の花のお浸し
海苔巻きは母のお手製。あとは私が最近熱燗にハマッている父の為に、日本酒のさかなになりそうなものを作りました。どれもいつものおかずですが、前日からちょこちょこと、お出汁を取ったり、野菜を切り揃えたり・・・丁寧にお料理しました。
数十年間同じ場所で勤め上げた父の事を思い浮かべ、お疲れ様でしたの気持ちを込めて・・・。そして食べて驚きました。食べる人(父)を思って料理をすると、こんなにも出来上がりが違うのかと思うくらい、いつもの地味なおかずなのに1品1品に輪郭がありました。
いつものおかずでも、1つ1つの行程を丁寧に仕上げながら、食べる人のことを思いながら仕事をすると最後にしっかりと形になる・・・まるで退職をした父のこの数十年の人生のように思えました。こうして父から別の形で、お料理の仕事に対する姿勢を教えられた気がします。
本当にお疲れ様でした。
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