2017年12月27日水曜日

シック

京都に本店を持つ和菓子店「仙太郎」。東京でも有名デパートに何店舗か展開しています。久しぶりに訪れると、まだ栗の和菓子がありました。今年は、十分な栗を食べ損ねたので、今年の食べ納めにふさわしい一品を買いました。

こんな栗蒸し羊羹、見たことがありますか?そのシックな佇まいに、グッと心をわしづかみされました。店頭には、黄色い栗がたっぷりのった1棹売りの一般的な栗蒸し羊羹もありましたが、これは1カット売り。まるでショコラケーキのよう。

もっちりとした食感と、渋皮付きのたっぷりの栗は味わいが深く、満足の一品でした。

2017年12月24日日曜日

聖夜の夕餉

クリスマスイブの我が家の夕餉(ゆうげ)はシンプルに…でも少しだけ、いつものごはんとは違うクリスマス料理っぽいメニューとなりました。

外出先で、七面鳥のスモークを買ってきました。帰宅後に、簡単にできるものをササっと準備。ごはんは、サフランとオリーブを入れて炊飯器で簡単ピラフ。パセリジェノベーゼソースの作り置きがあったので、蒸し煮したじゃがいも・れんこん・ブロッコリーを和えてサラダに。

牛豚は、家族や仕事の為に料理するのですが、自身はあまり食べません。鶏肉は好きで、よく食べるのですが、七面鳥は鶏肉よりあっさりしていて私好み。スモークしているせいか、脂も落ちて、ハムのよう。良質なタンパク質をいただいた気分です。

2017年12月21日木曜日

父へのプレゼント

性格が正反対の私と父。そんな父と盛り上がる共通の話題は、「毎日のストレッチ」について。このストレッチがこの筋肉に効くとか、この痛みにはこのストレッチがいいとか…この話題中は、穏やかな空気が流れる2人!?

そんな父なので、誕生日には毎年、健康グッズをプレゼントをしていました。今年は何にしようと迷っていた時、毎週テニスを楽しむ父が「昼に温かいごはんが食べたいんだ」と言っていたという母からの情報が。。。

それなら今年はコレしかない!と選んだのは、保温ごはんコンテナー。熱々のごはんを詰めれば、昼頃までほんのりとした温かさを保てます。これには父も大喜び。良かったです。

2017年12月18日月曜日

柚子しごとクラス終了。

 
昨日、今年最後のクラス「柚子しごと」が終了いたしました。お越しいただきました皆様、ありがとうございました。柚子を楽しめる時期も、あと少し…存分に季節の味覚を味わいたいですね。
写真右、竹せいろに入っているのが、蒸しあがった「ゆべし」です。これから3か月間、時間をかけて乾燥させていきます。干し上がれば、ひと回り小さくなり、ギュっと固く黒くなります。甘辛く、ほんのり柚子の香りのする珍味のできあがりです。
 
今回は、その他「塩柚子」の仕込み、それを使ったマヨネーズ・玄米ビーフン・マフィン。たっぷりの蒸し野菜や、乾燥柚子パウダーを混ぜた太陽のおにぎり。柚子尽くしの食卓となりました。来年は「植物性で作るキムチクラス」でお待ちしております。

2017年12月15日金曜日

カウントダウン

LIFEAT」さんのシュトーレンで、クリスマスまでのカウントダウン。薄く切って、クリスマスまで少しずつ頂くのがシュトーレンの食べ方。

残念ながら私は、バターがあまり食べられないので、今までシュトーレンとご縁がありませんでした。今年は、母と叔母の強いリクエストがあり、初めての購入。

私も、薄く切って少しずつなら大丈夫なので、美味しく頂きたいと思います。楽しみです。
★募集中のクラス★ 1月 植物性で作るキムチクラス

2017年12月12日火曜日

お米生活

教室を始めた10年前くらいは、生活クラブ生協の「なたね油」を使用してました。「米油」に変えたのは、ここ数年のこと。妹が、仕事の関係で頂いたのがきっかけでした。

風味や使い勝手は、ほぼ変わりないのですが、少しだけ「なたね油」ほどクセがなく、あっさりとしていて気に入りました。あとは、直感的に「からだに合う」と感じた気がします。やっぱり日本人は、お米に由来するものに、自然と惹かれるのかもしれません。

「〇〇が体にいい」という情報は、皆さんの関心事の一つ。私も仕事柄、そいういう情報にアンテナを張り巡らしています。私の場合に限っては、お米に由来する食品を体が求め、時にお手当効果を発揮している気がします。

三分づき米を中心とした食生活。「麹」から作られる甘酒、味噌などの調味料。そしてこの米油。お米に感謝の毎日です。

★募集中のクラス★ 1月 植物性で作るキムチクラス

2017年12月9日土曜日

がんづき

岩手県や宮城県の郷土おやつ「がんづき」。地粉と砂糖(主に黒糖)を同量くらい使って生地をつくり、蒸し器で一気に蒸します。丸く大きく蒸す、どっしり甘い蒸しパン。腹持ちが良いので、農作業のおやつとして食べていたというのも、うなずけます。

隠し味に醤油を加えたり、レーズンを混ぜ込んだり、表面にごまやけしの実で覆ったり…家庭によってバリエーションや配合は様々。我が家にも、お気に入りの配合レシピがあります。

今回は砂糖は極力控え、ココナッツパウダーで代用。地粉の一部をきなこに置き換えました。卵・油は使っていないのに、ふかふかどっしりの「がんづき」ができあがり。寒い日のおやつに、蒸したては最高!

2017年12月6日水曜日

カリッカリッ!

美味しそうに揚がった、えび天とさつまいも天。あ~食べたい、でも食べられない。これ、ロウで作られた商品サンプルなんです。

今年、妹の社員旅行が東京下町で、合羽橋にて食品サンプルづくり体験をしたそう。衣は本物に近く、触るとカリッカリッ。丁寧に扱わないと、衣がホロッと崩れます。

えび天を、久しく食べていないことに気がつきました。家で天ぷらを揚げると、やっぱり野菜中心に…たまねぎ×にんじん×青じそのかき揚げが一番好きです。今の時期は青じその代わりに、青のりorかつおぶしが定番です。

2017年12月3日日曜日

かるかん

鹿児島名産「かるかん」と言えば、餡入りを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は羊羹やういろうと同じ棹菓子の1つ。写真は、鹿児島の友人がお茶菓子に出してくれた、棹状のかるかんを1切れずつ個包装にした、餡なしの元祖かるかんです。

自然薯の香り、芋と米粉のむっちりとした弾力。確かに甘いのですが、自然薯(山芋)・米粉・砂糖の3つだけの原料とは思えない、奥深い味がそこにはありました。「かるかん=餡入り、そして甘い」というイメージしかもっていなかった私は、衝撃を受けました。
あの衝撃から2か月、家族が職場でかるかん饅頭を頂いてきました。あの時と同じ「明石屋」のもので、観光客のみならず、地元民から絶大な信頼を勝ち得ている老舗のかるかん。ここのしか食べないという人もいるとか…

友人曰く、新芋で作ったものと、少し時期がずれてきた頃のものだとやはり風味が違うそう。シンプルな原料だからこそ、嘘はつけない、真っ向勝負の力強い和菓子です。

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