2022年1月30日日曜日

ミルクティ偏愛 その②茶葉

とにかく「美味しくミルクティを淹れられる」が、茶葉選定の第一条件。あとは安全性やフェアトレード商品かどうかなど。

ここ数年ずっと買い続けている「ケニア山の紅茶」はロイヤルミルクティやチャイを作るのにピッタリ。高級茶葉ではないけれど、普段使いとしてはお高めなので、特別な時にこれだけで淹れます。

普段は、このケニア山に、お手頃なアフリカブルンジの茶葉、ダージリンやアッサムなど3種類くらい適当にブレンドをして瓶に入れておきます。その時の匙加減で味も変わり、まさに一期一会。この方法は、紅茶好きの堀井和子さんのエッセイに書かれていたのを真似したのが始まりです。

買ってイマイチだった茶葉も、何種類かとブレンドすることで特別な味に変身することがある…そんな事をおっしゃっていたのを実行したら、本当にそんな経験を何度も体験し、ブレンドが楽しくなりました。

でもやっぱりそのブレンドの1部に必ずケニア山を入れると、味が引き締まります。ベースに気に入っている、信頼のおける茶葉を入れるのも美味しさポイントですね。

2022年1月28日金曜日

ミルクティ偏愛


私はコーヒーと緑茶が飲めず、それでも若い時は無理して飲んで、胃腸に不調を感じるのを我慢していました。カフェインが駄目なのだと思うのですが、発酵させた茶葉は大丈夫だということがわかりました。

それからは完全なる紅茶党になりました。しかもミルクティー、ロイヤルミルクティに傾倒しています。紅茶専門店に行った時や、メニューにミルクティーがない時くらいしか、ストレートは飲みません。

ご褒美の一杯、疲れた時の一杯…365日どんな時も柔らかく私を包んでくれるミルクティ。鍋で茶葉を煮出し、時にスパイスも入れるので、自分流のロイヤルミルクティやチャイと言ったところ。次回は茶葉のこだわりと作り方を少しお話させてください。

2022年1月23日日曜日

いちごの夢

3月いちごヴィーガンスイーツをやりたくて、試作中です。Instagramでもつぶやいてしまったのですが、萌え断面なわりに自分的に全然納得がいかないものに…

2年の会社員を経て、料理に舞い戻った時に覚悟はしておりましたが、2年前まで苦しんでいた”あの試作の日々”が再到来したというリアルな実感があります。

昨夜は夢に「いちご」が出てきました。美味しそうな夢、HAPPYな夢、ピンク色のファンシーな夢だったら良かったのですが…とにかく、皆様にいちごで気分が上がっていただけるように、自分も楽しくがんばります!
 

2022年1月20日木曜日

私の元に帰ってきたカンパーニュ

2年ぶりのLIFEATのカンパーニュ。ここ2年は自身のお休みと定休日が重なり、伺えない日々でした。焼きたてのパンの香りをかいで「そうそう、コレッ!」と、このカンパーニュでしか堪能できない酸味のある香しい発酵臭を懐かしく思うのでした。

焼きたては外側の香ばしさと、まだ水分を含む内側のもっちり感が味わえます。翌日、翌々日と味が少しずつ変化をしていく気がします。天然酵母の成せる不思議。

今朝は、昨夜作っておいた甘酒×きなこのペーストをたっぷり塗りました。ピーナッツバターのような感じなのですが、発酵の酸味がきいたカンパーニュと発酵調味料「甘酒」の相性は抜群。至福の朝です。

2022年1月17日月曜日

作り置きおかずに対する一考

おかずの作り置き、流行っていますね。
仕事が終わって疲れて帰ってくると、思考回路も何もかも停止して、動けなくなります。そんな時に、冷蔵庫に作り置いたおかずがあるのは、心強いものです。

でも、実は私はちょっと苦手。
特に、油を使ったおかずや脂のある肉魚のおかずは、時間が経つと味に変化があります。油脂の酸化した香りが苦手なのです。

やる気はないけれど、心と体が満足する、美味しいものが食べたい…
行きついた先にあったものは…単純に新鮮な魚・肉・野菜をシンプルに焼く・炒めること。
新鮮さ、旬の持つ力は偉大です。

休日に余力がある時は、作り置きおかずを作るのではなく、せっせと季節の手仕事やシンプルな調理に使えるちょっとしたソースやタレを作りました。2月に久々に帰ってきた、1DAYベジタリアン改め「体をととのえる食事」クラスでご紹介するにらダレもその1つです。

パワーの源となる「にらダレ」…あの怒涛の毎日の中で、この存在にどんなに助けられたことか。

2022年1月13日木曜日

この2年で実感した食

コロナ禍に入り、会社員として働いた2年間、日々の食に対するスタンスががらりと変わりました。

新しい仕事に慣れること、コロナへの恐怖…頭がいっぱいで、元気でいるための必要最低限の食材を、単純に調理する毎日でした。

新しいレシピへの挑戦やアイデアなど1ミリも浮かばず、肉魚豆とお野菜をシンプルに焼く・煮る・炒めるの繰り返し…料理講師の過去は何処!?

こんな自分の毎日を肯定してくれたのがこの一冊。

土井善晴先生は少し前から一汁一菜を提唱されています。
ごはんをしっかりよそって、そこに旬の野菜や大豆製品のお汁やお香を添える。
最低限のシンプルさで構成された食事こそ、本来の日本の食のあり方…というような内容に救われました。


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