プレーンとココアのマーブルカステラをいただきました。甘さがとても控えめな素朴な生地ですが、マーブルが複雑な味を醸し出していて、味わい深い…そう、私は「マーブル」が好き。でも、昔からマーブルが好きという訳ではありませんでした。
20代までは、どちらかというとアンチマーブル派。白か黒かはっきりしない味を、選ぶ気になれませんでした。味が混ざって、1ずつの味がわからなくなるのが、嫌だったのです。
思えば、物事の考え方もそうでした。常に、白黒はっきりさせたいと思っていて、そうでないと気持ち悪い性分でした。でも、マーブルが大好きになった最近は、気がつけば物事に対してもマーブル模様のように、曖昧な状態でも気にならなくなりました。
むしろ曖昧な方がおもしろくて、色々な変化を感じられる気がします。常に、良い意味で「中途半端」な方が、これからの変化が期待できて、私は楽しく感じるようになりました。
年のせいか?心の成長か?どっちにしても、マーブルは美味しくてよし。
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