2016年11月5日土曜日

ゆで卵ご飯

卵って、あらためて眺めてみると、本当に美しいフォルムだなと見惚れてしまします。たなかれいこさんのエッセイ『生きるための料理』に、「ゆで卵ご飯」というのがあり、それを読んでから卵料理はこれが一番好きになりました。

目玉焼きや生卵では感じられない、卵の真の旨味を感じられる一品。ゆで卵とは言え、白身が固まってすぐの、黄身はトロトロの状態。質の良い卵が手に入った時、絶対におススメです。本の中では、蒸し煮で作る方法が紹介されていますが、より作りやすい方法を研究しました。

卵にほんの少しヒビを入れ、小鍋にかぶるくらいの水と酢(ヒビから白身が流れ出すのを防止)、卵を入れて火にかけ、沸騰後弱火で3分。すぐに冷水で冷やし、ヒビを入れた部分からスルッと殻をむきます。

ホカホカごはんの上に、オン!箸を入れ、黄身がとろりとしたところに、本醸造醤油をたらして召し上がれ。あれば、たくあんの千切りを添えると完璧だそう。今日は、ひじきと葱の醤油チャーハンの上にオン。これもまた旨し。

※ヒビをあらかじめ入れておくことで、半熟卵でも殻がむきやすくなります。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ