2014年3月7日金曜日

高山さん

以前ブログで高山なおみさんの『日々ごはん』という日記エッセイをご紹介したことがあります。日々の何でもない出来事とその日の献立を、料理家の高山さんが綴ったもので、読んでいくとどんどんハマッてしまったというエピソードと共に、ご紹介した記憶があります。

その日記の中に出てくるお料理レシピも、今回の新刊本『料理』に掲載されています(たぶんそう思われるものが数々見受けられます)。

でもこの本、高山さん独特の作りというか・・・今書店に並んでいる、いわゆる「料理本」の類とはちょっと違う印象です。ひと昔前の料理本といった感じで、ページを開くたび、とてもなつかしい気持ちになります。

お母さんが作ってくれた思い出のあの味、食卓の風景がフーッと思いだされるような・・・そんな温かな本です。レシピ本というより、料理好きの方がゆっくり「読む本」だと思います。大好きです。

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