2013年8月15日木曜日

松本の旅③

 松本は昔、民芸運動が盛んだった場所で、街には民芸品を扱う雑貨店も多くあります。松本民芸館は、そんな松本の民芸の歴史や、国内問わず世界各国の民芸品に触れることができる場所でした。

街中からバスに揺られて約20分。周りは畑。涼しげな木立に囲まれ、ポツンと民芸館は建っていました。建物自体が、もう素敵でした。
博物館や美術館とも違う、肩の力がストンと抜けるような雰囲気。こんなに沢山の古いものに囲まれるというのはあまりない事ですが、妙に落ち着きます。
この椅子なんて、100年前の物だそうです。5脚並んだ椅子に、1つずつ腰を掛けてみましたが、そのすわり心地の良さに驚きました。デザインと実用をしっかり兼ね備えた、それが民芸なのか・・・と体感してきました。

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