2008年5月26日月曜日

日本ミツバチとの対面



週末、講義と蜂蜜のテイスティング、巣箱の見学など・・・貴重な日本ミツバチに触れる事のできるイベントに参加すべく東京農業大学へ行って来ました!

岩手県盛岡市で養蜂場を営み、最近は銀座や皇居のお堀で「蜂蜜を採ろう!」というプロジェクトも行っている藤原さんという方に色々レクチャーして頂きました。

国産蜂蜜と言っても、そのほとんどが西洋種のミツバチから採れる蜂蜜。
というのも、西洋種の方が日本ミツバチの何倍も多く蜂蜜が採れるという事が明治時代の研究でわかってから、日本ミツバチは商売にならないというレッテルを貼られてしまった為だそう。
しかし、藤原さんはある偶然の出来事から、西洋種よりは生産量は劣るものの、実は飼い方によっては日本ミツバチも十分な量の蜂蜜を採取できる事がわかり、以後日本ミツバチに魅せられてしまったとの事でした☆

現在日本の蜂蜜市場に出回っている蜂蜜のうち3割が国産と言われていますが、その内の1/5000が日本ミツバチの蜂蜜だそうで、その大変貴重な蜂蜜のテイスティングもさせて頂きました。
皇居お堀のソメイヨシノ、蕎麦、菩提樹、木苺、栃の木などなど・・・
舌触りも香りも酸味も色も異なる蜂蜜のテイスティングは、ワインのそれと似ていましたよ!

「ソメイヨシノ」はほんのり桜餅の香りがして、1番サッパリしていました。
私の一番のお気に入りは「菩提樹」。蜂蜜のロマネコンティと言われているそうで、コクと酸味が絶妙のお味でした☆

巣箱にいるミツバチさんも触らせて頂きました。手の甲でソーッとたくさんの蜂さんの背中をタッチするのですが、思ったよりフンワリ柔らかくて驚きました。
蜂の巣に手をつっこんで(人間が手で壊した巣もすぐ修正してくれるそうです)、採れたてフレッシュな蜂蜜をペロッ・・・サラッとしていて後味すっきりなお味。

本当に貴重な経験をさせて頂いた1日でした。感謝感謝。

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