2011年10月10日月曜日

栗蒸し羊羹「月よみ山路」


栗ネタ続きですが、、、
栗蒸し羊羹と言ったら我が家では、松葉屋の「月よみ山路」。石川県小松市の和菓子屋さんのそれは、求めていたすべてをクリアした栗蒸し羊羹なのです。

そもそも、亡き祖母が大の栗蒸し羊羹好きで、この季節に街角で「栗蒸し羊羹」の文字を見つけては買い求め、祖母の好みのものかどうか試していました。その頃は結局、祖母の家の近くの老舗和菓子屋さんのものが祖母にとってナンバーワンだったようです。

祖母の好みは、栗と餡の量のバランスが良く(栗が多すぎても×)、餡生地がきめ細かくもっちり弾力のあるもの。そして甘さがほど良く控えめのものでした。いつしかそれは私達家族の好みにもなっていました。

「月よみ山路」はかなり有名らしく、気になっていましたが、北陸物産展などでしかお目にかかれず、買い損ねていました。銀座松坂屋のデパ地下の、全国の和菓子を集めたコーナーで見つけた時は、心が躍りました。そして食べてさらに、生きていたら祖母に食べさせたかった・・・と家族で涙。

和菓子は甘さが強いので、最近は私もそんなに量は食べませんが、栗蒸し羊羹は好きなだけ切って家族でちょこっとずつ楽しめるのが嬉しいですね。最近川口そごうの地下の全国和菓子コーナーでも見かけたので、和菓子好きの方、お近くにお立ち寄りの際はぜひ!

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