2013年4月29日月曜日

モーニングスープ


ありあわせの季節野菜を鍋で煮ておき、バーミックスでピューレ状にしたものをストックしておくのが日課です。これさえあれば、豆乳で好みの薄さにでのばし、朝からお腹に優しい野菜がたっぷりポタージュが飲めるのです。

今回は、教室で使用したアスパラガスを使用。アスパラのポタージュは初めての試みです。ほんのりした苦味が残っており、たまねぎの甘みと少し入れたじゃがいものクリーミーさと溶け合っていました。仕上げに落としたオリーブオイルとの相性もGOOD。

ポタージュの素となる野菜を煮込む際、少な目のひたひたの水と塩ひとつまみで蒸し煮するように煮込むことが野菜から旨味を引き出すポイントです。ノンオイルで作る為、たまねぎはスープの旨味になるので必ず入れます。

豆乳でのばす時、あれば白味噌や塩麹などで味を整えると深みが出ます。豆乳を入れたら、軽く温める程度にし、火を通しすぎないこと(分離して、見た目が悪くなります)がポイントです。

2013年4月27日土曜日

祭り、そのあとに・・・

昨日は丸1日、家にいられる貴重な日だったので、朝から作りたかったものや課題の試作祭りでした。気づけば、ちょこちょこ休みは入れていましたが6時間は集中して台所に立っていました。

それにしても昨日の集中力はすごかった・・・心身フラットな状態で、次々とできあがる試作たち。なかなかこういうことはないので、ここぞとばかりに試作してしまい、今朝起きたら心身ともに疲労している自分に気づきました。

反動が大きく、今日は使い物にならない状態。嬉しくもオフの日なので、ボーっと過ごしています。やれる時はとことんやる、駄目になったら休む。そしてそれが許される環境に感謝です。

家にいるとまた何かしたくなってしまうので、しばし近所でお茶へ。家が仕事場の自分にとって、逃避行は大切です。

2013年4月25日木曜日

4月1dayベジタリアン料理教室のご報告

4月の1dayベジ料理教室は「春の簡単創作中華」でした。新生活を迎える家族がいたり、職場の異動があったり、気候が不安定だったり・・・何かと春はソワソワ気ぜわしい日々です。

そんな時、ちょっとした「面倒」を省いた簡単創作中華で、作る人も食べる人も楽しい食卓を囲んで欲しい!という気持ちで、今回はメニューを考えました。

薬味野菜と豆腐、味噌、醤油などの身近な食材で作るマーボーは、教室では春巻にしましたが、そのままご飯にかけていただいても、忙しい日のスピードおかずとして重宝します。無駄な工程を削ぎ落としても、結構美味しいのです。

バンバンジーのタレの要素をごはんに封じ込めた、摩訶不思議な炊き込みご飯。他、たけのこ、アスパラ、かぶ、キャベツなどの春らしい素材満載の中華となりました。

次回はいよいよコラボ教室です!みなさまお楽しみに。

○●「パン&ベジタリアン料理コラボ教室」のご案内●○
毎年恒例企画!今年はぴたパンと初夏のエスニック料理でお楽しみください!
詳細はこちら☆をチェック。

2013年4月22日月曜日

パン&1dayベジタリアン料理コラボ教室のご案内


初夏の1dayベジタリアン教室は、毎年ご好評をいただいている「パン&ベジタリアン料理コラボ教室」です。今年も神奈川県川崎市で温かくて愛のあるパンを作っている「Verite(ヴェリテ)」の真理さんをお招きし、初夏にピッタリのエスニック料理とぴたパンを作ります。

また、料理のみを作り、真理さん特製のパンをお付けするクラスもご用意しました。詳細は以下をご覧下さい。

○●「ぴたパンと初夏のエスニック料理」●○
①全粒粉入りぴたパン(有機天然酵母)
忙しい朝やランチのお弁当に!おかずをポンと挟むだけで楽しめる、便利なパンです。
②金時豆のチリコンカン
たっぷりのお野菜がまろやかな印象を与える、優しい味です
③オクラのエスニック煮
これから旬を迎えるオクラ×スパイスの組み合わせがたまりません 
④スイートコーンのプディング
コーンの優しい甘みが爽やかな初夏にピッタリ

【パン&料理】5月26日(日) ¥4500
*①~④すべて作ります
【料理のみ】6月6日(木) ¥3800
②~④の料理のみ作り、真理さん特製ピタパンを添えます
10:30~13:30
場所:大宮生活館
東武野田線「北大宮」駅下車徒歩1分。駐車場なし。さいたま市大宮区土手町3-202-1第2大野ハイツ1F

【申込み方法】
HPの応募フォーム又はinfo@syunsaikoubou-kurumi.jpまで以下の内容でメールをお願いいたします。
①参加希望日②お名前③メールアドレス④電話番号(1番連絡の取りやすい番号)
※お申込み頂いて3日以内に返信するようにいたします。最近、迷惑メールホルダーに振り分けられてしまうケースが見受けられますので、返信がない場合そちらもご確認の上、恐れ入りますが携帯09016919171までご連絡下さい。定員に達し次第、締め切りとさせて頂きますのでご了承ください。

たくさんの方とおいしい時間を過ごせる事を心よりお待ち申し上げております。

2013年4月20日土曜日

生のりのお浸し

一年中採れるイメージのある海藻ですが、4~5月に旬を迎える海藻が多いと聞きました(種類によって異なります)。

スーパーの鮮魚売場を覗いてみてください。「新物」と書かれたもずく、めかぶなどを最近良く見かけます。先日、普段はめったにお目にかかれない「生のり」を見つけました。

早速、千切りにしてサッと塩麹で蒸し煮した春キャベツとお浸しに。小鍋に昆布水(又は顆粒だしを溶いた水)、少量の醤油、黒酢、すりおろし生姜を入れて温め、塩で味を整えます。粗熱が取れたら、キャベツと生のりを混ぜるだけ。

旬のものは、野菜も海藻も香りが良いので、薄味でも満足します。また、旬のものは栄養価も高いので、この時期にバランスよく食卓に取り入れたいですね!


2013年4月17日水曜日

白山陶器

「白山陶器にとって器作りの原点は、なにより使いやすいもの、生活の中になじむものであるということです。」という白山陶器社長の言葉のとおり、白山陶器の器は感動的な使いやすさを感じます。計算されつくしている、と言っても過言ではないでしょう。

私自身、高校の頃は陶芸部で武骨な器を作っていたので、今も人の手が作り出す計算外の陶器には惹かれます。しかしそれとは別次元で、白山陶器のようなデザインと機能性にすぐれた器にもまた、強く惹かれるのです。

このティーポットも、注ぎ口から一滴たりとも不要な水滴が落ちる事なく、美しいカーブを描きながらお茶はカップに注がれます。コロンとしたフォルムは癒されることはもちろん、紅茶葉がきれいに内部で対流しやすいので、これで丁寧に入れた紅茶はひと味もふた味も違います。

「機能美」という言葉に弱い方、表参道にある「HAKUSAN SHOP 白山陶器東京ショールーム」に、ぜひ一度足を運んでみてください。白山陶器のほぼ全商品を取り揃えてあるそうです。お店の方はとても親切で、ディスプレイされていないものも、お店の奥から気軽に出していただけますよ。

2013年4月15日月曜日

おし麩

お久しぶりです。ブログ更新が遅くなってしまい申し訳ございません。また今日からがんばります!

さて、写真は山形出身の方から頂いた「おし麩」。棒に生地を巻きつけたものを焼き、ギュッと圧した感じの形状で、車麩の一種のようです。

10分くらいで戻り、適当な大きさに切って山形名物の芋煮に入れたり、甘辛く煮詰めておかずにするそう。早速今夜、葱や白滝と一緒に煮て、すき焼き風にしようかなと思っています。

それにしても、東北は麩の種類の豊富なこと・・・薄い板状の「荘内(しょうない)麩」、お饅頭型の「岩船麩」、今や全国区にその名を知られるようになった仙台の「油麩」。東北の農家の知恵がつまった保存食は、とても興味深い食材です。

2013年4月11日木曜日

【緊急】メールについて

info@syunsaikoubou-kurumi.jpへの送信ができなくなっています。現在、原因を究明中ですので、ご用の際は1年前まで使用していた旧メールアドレスsyunsaikoubou.kurumi@gmail.comへメールを送信してください。
→復旧しました。従来どおりinfo@syunsaikoubou-kurumi.jpへご連絡ください。

ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

2013年4月8日月曜日

彩り

冬から一転、春は彩りに満ちた季節。散歩をすると、本当に様々な彩りある植物に出会うことができ、心が華やぎます。

そして食卓にも、華やかさを自然と取り入れたくなります。菜の花とれんこんを茹で、紫キャベツを塩揉みしたもの、塩麹、オリーブオイルでサッと和えたサラダ。教室の余りのクコの実をトッピングしました。

調理は簡単なのに、色使いを工夫するだけで、手の込んだ1品に見える気がします。昔、センスの良い友人が「紫×緑の組み合わせが好き」と言っていたのを思い出しました。その時はピンとこなかったのですが・・・納得。素敵な取り合わせだと思いました。

春を感じる料理、4月はたくさん作りたいです。教室でも、春の素材を使っていきますのでお楽しみに!

4月教室「春のかんたん創作中華」のご案内☆
旬の春野菜を使った、気軽にできる簡単中華風ごはんはいかがですか?
詳細はこちら☆をチェック☆

2013年4月6日土曜日

最近の読書

高山なおみさんの「日々ごはん」。毎日の何気ない日記と、晩ごはんメニューが書かれているもの(エッセイ?)で、全12巻。高山さんの料理本は何冊か持っており、この本の存在も知っていたのですが、ひたすら続く他人の日記にあまり興味が持てず、手に取ったことはありませんでした。

しかしひょんなことから読み出したら・・・ハマってしまいました。何てことはありません、本当に日々の仕事や、夫(「スイセイ」というあだ名で広島弁のご主人、これがいい味出してる!)との会話などが淡々と続くのですが、その何気ない毎日を何も考えずに読むことが脳内リラックスになるのです。

有名で、華のある料理のお仕事をなさっている高山さんですが、スイセイ(夫)との日々は驚くぐらい良い意味で普通。二日酔いで「ダメダメな日」があったり、疲れて「今日の晩ご飯:コロッケ(スーパーの)、ポテトサラダ(スーパーの)、撮影の残り物、玄米」とかあったりすると、「な~んだ、もっと肩の力を抜いてもいいんだ」と思えるのです。

包み隠さず、飾らない高山さんのお人柄が文章から伝わり、リラックスさせてくれるのかもしれません。読書家でもある高山さんの、愛読書にも興味がわきます。私のオススメは⑦~⑫、後半の方が季節感を感じられる内容や、グッとくる言葉が多い気がします。

2013年4月4日木曜日

であいもん

京ことばで、食材同士の良い組み合わせのことを「であいもん」と言います。この言葉、とても好きです。そして、季節の野菜と付き合っていると、まさに予期せぬ時に「であいもん」の瞬間に立ち会えることがあります。

教室食材の残りのセリと、頂きもののトマトでパスタを作ったら、まさに「であいもん」の美味しさでした!

先日新聞に、トマトは春が旬であるという、驚きの記事が載っていました。原産地であるアンデスの気候を考えると、湿気の多い日本の夏より、乾燥気味でまだ少し肌寒い春の方が、ずっとトマトの旬と言えるという話でした。

だからでしょうか?セリとトマトの組み合わせ・・・季節限定の「であいもん」。

2013年4月2日火曜日

買い弁!

なんだか何も作りたくない日・・・用事をたっぷり済ませた後、大宮そごうの地下にあるオーガニックのお弁当や惣菜のテイクアウト店で、¥650のヘルシー弁当を買って帰りました。

右に豚肉と野菜の黒酢あん、中央にはキャベツとコーンの和え物、青菜の和え物、ひじき煮、ほっくりかぼちゃ、大根の梅酢漬け、おからが少しずつ。ごはんはワカメとじゃこの炊き込みでした。

普段買い弁で、炒めたり揚げたりしたお肉の入ったものを選ぶことはないのですが、ここのお店のものならと思い、買ってみました。お肉は2切れだけで、あとはヤングコーン、ピーマン、にんじん、たけのこ、長芋、さつま芋がきっちり2個ずつ。油っぽくなく、美味しくいただけました。

他にも野菜だけのお弁当や、お豆腐ハンバーグのお弁当などもあります。たまには楽してもいいですよね!?


ブログ アーカイブ