2022年6月26日日曜日

シンプルな食事


インスタにも書いたのですが、私の毎日の食事は料理講師らしからぬというか、公表するに値しないシンプルなものの組み合わせばかりです。その日の体調や気候に合わせて、シンプルな調理法で旬の野菜を食べるという感じです。

今の時期なら、暑ければ夏野菜多めで、梅酢や酢を使ってサッパリと。涼しければ根菜も少し取り入れて、味噌や醤油で体の中を冷やさないメンテナンスを。そういうこともあり、作り置きをあまりしません。野菜を長く美味しく食べる為の保存食や漬物、発酵食は作りますが…

今日は、来月梅仕事③でご紹介する梅料理の試作もかねて、おむすび&しば漬け風。これに大豆製品と野菜の入ったスープかみそ汁を添えようと思います。

2022年6月13日月曜日

DNAに刻まれた記憶

信州旅のつづきのお話に、お付き合いください。写真は、上田市にある前山寺でいただける「くるみおはぎ」です。以前生徒さんに教えていただき訪れて以来、もう一度この味に出会いたくて、2度目の来訪。

想像するおはぎとは全く違い、注文を受けてから丸めているのではないか?と思われる…ほの温かく優しく丸まっている柔らかなもち米。その下に、上品な甘さのくるみだれがひいてあるのです。おはぎの上には繊細に切られたきゅうり。なんというハイセンス!
箸休めの梅のしそ巻きとお漬物も含めて、120点満点の和菓子膳です。

初めて松本・安曇野を訪れた時、見るもの食べるものすべてがなぜか懐かしく、心身が解放されて細胞が喜んでいる感覚がありました。その後、曾祖父母がそれぞれ松本・安曇野の出身であった事を知り、驚きと共に全てが腑に落ちました。

私の中の何かが、信州の土や空気や水を懐かしく思ったのでしょう。私の1/4はこの土地にルーツがあるのですから、当たり前の事なのです。それからというもの、信州は私の大切な場所になりました。今回も3年ぶりに「ただいま」の気持ちで訪れた、ほっとできる旅でした。

2022年6月5日日曜日

カフェびいき

人生で一番多く訪れている場所が、信州です。松本にお墓があるので、お墓参りを兼ねてが最初のスタートでしたが、信州そのものに強く惹かれて毎回楽しみに訪れていました。コロナ禍になり、丸3年ご無沙汰しておりました。

松本に着くと真っ先に向かうカフェがあります。何の変哲もないと言ったら失礼ですが、とっても狭いカフェで知っている人しか入らなそうな場所にあります。でも、ドリンクメニューやケーキが自分の好みドンピシャで、見つけて以来10年通い続けています。

絶対に注文するのがチャイ。定番の黒糖入り、安曇野の漢方薬局が調合した薬効あるスパイスが調合されている魔女チャイ、希少なハチミツのしみ込んだ茶葉で作るチャイと豊富なバリエーション。しかも豆乳で、希望者は牛乳という通常とは逆パターン。

ケーキは定番ものと日替わりや季節ものが数種類。今回はいちじくと胡桃のケーキ。通い始めた当初からメニューにあった気がしますが、定番すぎてあえて注文したことはありませんでした。でも悶絶の美味しさ。何を食べてもハズれない安定の味、近所に欲しいです。

皆さんも、お気に入りのカフェありますか?近所に合ったら、それはとっても人生にとって幸せなことです★

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