2016年1月18日月曜日

シフォンにまつわる話

シフォン専門店「Mums」のシフォン。以前ブログで紹介しましたが、先日母が買ってきてくれ、再登場でのご紹介。プレーン・抹茶・バナナ・チョコなどの定番ももちろん美味しいのですが、レモンやオレンジなど柑橘系の生地が好きです。

生クリームやバターが体に合わない欠点が明らかになってから、十数年が経ったでしょうか・・・もともと他の家族も、生クリームたっぷりのケーキが大好きという訳ではなかったので、皆で美味しく笑顔で食べられるシフォンが、我が家の定番ケーキになりました。

昔は、ケーキ屋にも売っていませんでしたし、専門店などもってのほか。喫茶店やカフェのケーキセットの選択肢の一つという感じでした。そんな中、父が仕事で行った喫茶店のシフォンがテイクアウトができると聞き、買ってきてくれた思い出があります。

当時はプレーンや紅茶葉入りのものくらいしかなく、父が買ってきてくれた初めてのシフォンは、アールグレイの茶葉が入った、薫り高いフワッフワの生地でした。温かい思い出です。

それから、様々な店のシフォンを食べてきました。そして自分でも作りました。好みも変わり、今は国産小麦や米粉で作ったふんわりモッチリ系、精製していないきび糖やてんさい糖などを使用している、味に深みがあるものに惹かれます。

「ケーキ」はなくても生きていける。でもたまに頂く「ケーキ」はやっぱり人の心を豊かにしてくれる、そんな存在だと私は思います。シフォンというケーキがあって良かった。



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