2013年4月6日土曜日

最近の読書

高山なおみさんの「日々ごはん」。毎日の何気ない日記と、晩ごはんメニューが書かれているもの(エッセイ?)で、全12巻。高山さんの料理本は何冊か持っており、この本の存在も知っていたのですが、ひたすら続く他人の日記にあまり興味が持てず、手に取ったことはありませんでした。

しかしひょんなことから読み出したら・・・ハマってしまいました。何てことはありません、本当に日々の仕事や、夫(「スイセイ」というあだ名で広島弁のご主人、これがいい味出してる!)との会話などが淡々と続くのですが、その何気ない毎日を何も考えずに読むことが脳内リラックスになるのです。

有名で、華のある料理のお仕事をなさっている高山さんですが、スイセイ(夫)との日々は驚くぐらい良い意味で普通。二日酔いで「ダメダメな日」があったり、疲れて「今日の晩ご飯:コロッケ(スーパーの)、ポテトサラダ(スーパーの)、撮影の残り物、玄米」とかあったりすると、「な~んだ、もっと肩の力を抜いてもいいんだ」と思えるのです。

包み隠さず、飾らない高山さんのお人柄が文章から伝わり、リラックスさせてくれるのかもしれません。読書家でもある高山さんの、愛読書にも興味がわきます。私のオススメは⑦~⑫、後半の方が季節感を感じられる内容や、グッとくる言葉が多い気がします。

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