2015年10月10日土曜日

おざんざ

長野県信濃大町で昔から作られている、郷土食「おざんざ」。納豆酵素と卵を練り込み、塩を使わずに作られたうどんです。近年、発酵が関わる食に強い関心があり、納豆酵素が使われているこのうどんの存在を知ってから、ぜひ一度現地へ行ってみたいと思っていました。

乾麺はネットでも購入可能ですが、やはり生麺を食べたいと訪れたのは「わちがい」さん。茹でて冷水でしめ、ざるで食べると納豆の香りはなく、強いコシとなめらかなのど越しを味わえるとのこと。私は温麺でいただいたのですが、フワッと納豆の感じがしたようなしなかったような。

昔からこの地方では長いものを「ざざ」と呼んでおり、そこから転じて名付けられたそう。とにもかくにも、納豆酵素をうどんのコシに使うという発想に脱帽。

家族にも食べてもらいたく、お土産に乾麺を買ってきましたが、やっぱり生麺の美味しさには程遠い。こうした郷土の味はずっと守っていっていただきたいですね。

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