2018年10月8日月曜日

愛おしい

生まれて初めて、お金を出して栗を買い、渋皮煮に初挑戦しました。実は毎年、父の友人に我が家の栗を届けると、渋皮煮を作ってくださっていたので、栗で手の込んだものを作ったことがありませんでした。もっぱら、茹でてそのままシンプルに食べておりました。

実際にやってみると本当に大変で、作ってくれた方に、改めて感謝(涙)。栗が割れずに煮上がるよう、最初から最後まで細心の注意をはらいました。シロップの中で1晩寝かせるのも含め、丸1日たってやっと完成。
出来上がった渋皮煮は、1粒1粒がこんなにも愛おしいものかと思いました。この子は小ぶりだったけれど、ツルンとすぐに綺麗になった子だなとか、この子は不注意で渋皮を傷つけてしまった子だなとか、1粒ずつに思い入れがあります。

きび砂糖とラム酒を使い、上品な甘味に仕上げ、初めてにしては上々の出来ではないでしょうか。手をかけただけ、美味しいものができると、また作ろうという気持ちになります。久々に、仕事抜きで食材と有意義な時間を過ごせました。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ